低身長の判断の仕方
■目次
- 低身長の判断の仕方
- 低身長は保険適用で治療を受けられる
低身長の判断の仕方
低身長の目安は、同年代の身長統計の-2SD(2%以下)に収まることです。
つまり、1000人の同年代の子供がいたら、身長の低いほうから数えて20人以内に入ると低身長になります。
文部省では、毎年、各年代別に1000人抽出し、身長や体重の分布表を公表しています。調査結果の概要をみれば、各年度の身長などの情報を詳しくみることができます。
具体的に-2SDの身長がどのぐらいか、年齢別にまとめました。
お子さんの身長と比べててみてください(誕生日+6ヶ月後の身長)
低身長は保険適用で治療を受けられる
お子さんの身長が、-2SDの条件を満たしてるなら、保険が適用され3割負担で低身長の治療ができます。-2SDより、更に身長が下回っているなら、
小児慢性特定疾患と認められ公費負担で治療ができます。
また、低身長の条件を満たして無くても、
・2年以上、身長の伸び率が、平均より1.5SD以下の状態が、続いている
・体内のホルモン分泌が低い
といった場合も、保険適用されることがあります。
お子さんの身長が気になるようなら、一度病院で検査してもらうといいと思います。低身長には、成長ホルモン療法だけでなく、低身長症のタイプによってさまざまな治療法があります。詳しくは、低身長症のタイプと治療法で説明しています。
成長が鈍った骨を伸ばすには
身長の伸びが鈍化した人でも、骨に強い成長刺激を与えつづけることで、意外なほど伸びる可能性がある。
強い成長刺激を与えるには、”骨端軟骨の増殖を加速させる成分” ”骨の材料になる成分” ”骨の建設をサポートする成分” が有効。詳しくは”身長を伸ばす成分まとめページ”へ。