タバコが与える身長への悪影響
■目次
- タバコの悪影響は大きい
- 一酸化炭素
- ニコチン
- タール
- タバコを辞める方法
タバコの悪影響は大きい
タバコを吸うと身長に悪影響があります。年齢が若いほど、タバコの悪影響を受けやすくなります。あるデータでは、親がタバコを吸っている家庭は、子供が平均より3cm小さくなるといわれています。
さらに、タバコを吸っている子供と、吸わない子供の身長を比較したところ、平均して、タバコを吸わない子供のほうが５～１０cm大きかったそうです。
では、なんでこんなに身長に悪影響があるのか？
それは、一酸化炭素、ニコチン、タールといった有害物質の影響です。
一酸化炭素
タバコを吸うことによって出る一酸化炭素は、体内の酸素不足を生みます。
体の中でも脳が一番酸素不足の影響を受けやすいため、脳下垂体から出る成長ホルモンの分泌が阻害される恐れもがります。
さらに、血液中の酸素を奪い、ビタミンCを消費させ、新陳代謝を悪くします。
これも、身長に大きく悪影響があります。
たまに、ニュースで一酸化炭素中毒による死亡事故がとりあげられることがあります。あれは、一酸化炭素による酸素欠乏によって死に至るわけですが、体内での酸素欠乏は、自覚症状がすくなく、息苦しさを感じません。
もちろん、タバコの場合、ずっと吸い続けるわけでないので、一酸化炭素中毒で死に至ることは無いですが、しらないうちに悪影響をうけることになります。
ニコチン
ニコチンの血管収縮作用によって、血流が悪くなり骨や内臓器官に栄養が行き渡らなくなります。ニコチンには依存があるので、吸わないでいるとイライラしてしまいます。
ニコチンは、睡眠の質を低下させます。タバコを吸う人は、吸わない人にくらべ不眠症が5倍いるといわれてます。また、肝臓の解毒作用を酷使するため、肝臓を疲弊させます。結果、肝臓のIGF-1生成能力を弱めてしまいます。
タール
タールは、血液には吸収されないのですが、細胞にくっついてガンを引き起こします。有害度も高く、肝臓の解毒作用を酷使します。
タバコを辞める方法
タバコをやめるには、リセット禁煙のすすめ
それで辞めれない方にも、禁煙パイポや、タールや一酸化炭素のでない電子タバコ、タバコがまずくなる飴やガムなど、さまざまな禁煙グッズもあります。
禁煙外来がある病院やクリニックなども数多くあります。タバコを吸っている方は、これを機に禁煙、もしくは減煙に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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