背が伸びやすい年齢
■目次
- 6歳から17歳までの平均身長
- 骨の伸び方には”早熟””晩熟”がある
- 骨の成熟度は調べることができる
6歳から17歳までの平均身長
下の表は、6歳から17歳にかけての平均身長の伸びをあらわしています。
(6歳未満の平均身長は、幼児期の伸びが最終身長に影響するに記載)
骨の伸び方には”早熟”と”晩熟”がある
上の表をみるとわかるように、男性は11歳から13歳、
女性は10歳から11歳がもっとも身長が伸びやすいです。
ただ、平均タイプよりは少ないですが、早熟タイプと晩熟タイプもあります。
もっと早い時期からスパートが始まる人もいれば、高校生になってから10cm以上伸びる人もいます。今までの伸び率に、盛り上がりが見られない人の場合、高校でスパートする可能性があります。
18歳以降は、相当、ゆるやかな伸びになります。
それでも、 晩熟タイプの場合、男性は25歳まで、女性は22歳ぐらいまで骨端線が残っているといわれています。うまく骨端線の発達を促すことができれば身長を数cm伸ばすことができるかもしれません。
骨の成熟度は調べることができる

小児科や、整形外科にいけば、骨の成熟度を調べることができます。成熟度を調べるには、レントゲンで、手指の第2関節のX線写真をとることで知ることができます。
骨の成熟度を調べれば、伸びる余地がどれぐらいあるか知ることができます。
例えば、13歳なのに、15歳ぐらいの身長があっても、骨年齢が17歳だったら、成熟のスパートがもうきてしまってる可能性があります。この場合、最終身長が小さくな る可能性があります。
逆に、13歳なのに、11歳ぐらいの身長しかなくても、骨年齢が11歳ぐらいで未成熟なら、最終的に平均身長まで達する可能性が高いので、それ程心配する必要はないです。より、深く知りたい方は、尿検査や血液採取を行ってホルモンの分泌状況を知ることもできます。
同年齢の平均身長より、かなり背が低く、骨年齢の成熟度が高い場合は、
できるだけ迅速に、低身長に対する治療を視野にいれて行動する必要があります。低身長症については、低身長症のタイプと治療法で説明しています。
成長が鈍った骨を伸ばすには
身長の伸びが鈍化した人でも、骨に強い成長刺激を与えつづけることで、意外なほど伸びる可能性がある。
強い成長刺激を与えるには、”骨端軟骨の増殖を加速させる成分” ”骨の材料になる成分” ”骨の建設をサポートする成分” が有効。詳しくは”身長を伸ばす成分まとめページ”へ。