肥満は骨の成熟を早める
■目次
- 肥満は骨の成熟を早める
- 子供の肥満を解消する
- 食事の量をコントロールする
- コレステロールを意識する
- 睡眠をしっかりとる
肥満は骨の成熟を早める

肥満は、骨の成熟を早めます。
理由は、2つあります。
まず、1つめの理由は、肥満がコレステロールを増加させ、結果的に、性ホルモンの分泌が増える。
2つめの理由は、皮下脂肪にあるアロマターゼ酵素が、テストステロンを、骨の成熟を促すエストロゲンに変換させるからです(詳しくは、性ホルモン抑制サプリを参照)
肥満体型の子供は、低年齢時には平均より身長が高くなりがちですが、身長のラストスパートが早めにきてしまいます。ちなみに、うちの2番目の兄は、兄弟の中で一番痩せてますが、高校に入ってからもかなり伸びていました。最終身長は、170台後半はあると思います。
一方、小太りだった自分は高校では、ほとんど伸びずじまいでした(肥満のせいかはわかりませんが、、、)もちろん、肥満だからといって、必ず早熟になるわけではないです。ただ、肥満による性ホルモンの影響は無視できないと思います。その他にも、運動不足になりやすい、偏食につながるなどの悪影響もあります。
子供の肥満を解消する
子供の肥満解消のために、親ができることがあります
食事の量をコントロールする
肥満の原因として、最も多いのが、カロリーの取り過ぎです。カロリーを取りすぎると、消費できなかったぶんが脂肪として蓄積されます。
かといって育ち盛りなので、カロリーを制限しすぎるのも逆効果になります。
明らかに逸脱した食生活でなければ、そこまで神経質になることもないです。
運動量が多い子供は、かなりの量の食事を必要とすることもあります。
コレステロールを意識する
動物性の脂肪は、コレステロールを増加させます。脂っこい料理を取り過ぎないように注意してください。カップラーメン、スナック菓子、ケーキなどの加工品のとりすぎもよくないです。
植物性コレステロールは、体内にほとんど吸収されません。バターをマーガリンに変えるなど、動物性のものを、植物性に変えると効果的です。
睡眠をしっかりとる
夜しっかり眠ることは肥満予防になります。7時間以上眠る人に比べて、5時間以下は50%、6時間以下で23%、4時間以下しか眠らない人は73%も太りやすいそうです。
睡眠不足が太る理由として、
・食欲刺激ホルモンが増えて、食欲抑制ホルモンが減ってしまう
・成長ホルモンの分泌が少なくなるため、脂肪分解が進まない
などがあげられます。